大丈夫じゃなかった

肛門近くでカチカチにふたをしていた便がお湯浣腸でふやけてふくらみ、さらに凶悪なふたになってお腹にうんこがパンパンになっていた。トイレでりきもうとしてそのまま砂の上で寝てしまったのでああもうこりゃあかんと父に病院に連れて行ってもらったら即摘便。ぎゃーぎゃー騒いだらしい…そういう元気はまだ残ってるのだが。仕事で自分が病院に連れていけない時はやっぱり助かる。でないと時給をいくらかあきらめて自分で連れて行くしかない。

どうも便通がよくなるようにとこれでもかとぶっこんだ食物繊維のサプリがよくなかったようで、人間と同じ量を与えるのはいくらなんでも多かったかと反省したのだった。続ければコツのようなものがつかめるのかもしれないが、残された時間は少ない。

強制食餌は時として口からあふれたり、また吐いたりもするので前足や顔が汚れる。なるべく拭いてやるのだけれど、薄汚れた感じがとれない。もう毛づくろいもしないし、なるべくしぼったタオルで体をふいてやるのだが、これいやがるんだよね。