幻の猫

暮れに猫だけ先に実家に送って、一人で暮らしております。

初夢は猫が3匹、寝ている私の上に乗っては降り乗っては降りする夢でした。みゃーみゃー鳴きながら。慣れない人なら「うとうとしていたら猫が鳴きながら布団に乗ってきた。うちに猫はいない。超常現象だ。」と思うであろう。でも私は知っている。夢だ。

私はこういう「視覚以外の感覚の夢」を割と頻繁に見ます(見ると言っていいのかどうか)。

もともと不眠症で寝不足なところに神経痛が悪化してさらに寝不足になり、加えて毎日毎日、猫がやれ餌だやれゲロだやれあっちの部屋に入るから開けろだのやれやっぱりやめるだのと邪魔するので、たとえ2ヶ月でも猫のいない生活で睡眠が安定するかなと思っていたのですが、それよりも猫のいない生活に耐えられない事の方が問題として重大です。先週くらいから、40になろうという私がぬいぐるみ抱えて寝てるんですよ。少しでも猫に近いかと思って。でも違うの!毛とか臭いとか体温とか!
で、ですね、早朝の半覚醒状態のときにぬいぐるみが猫になって、人のおなかを前足でぐいーっと押したり、手のひらの下のぬいぐるみの体が呼吸で上下したり、独特の体臭がしたり、鼻息が聞こえてきたりするんです。

クスリはやってます。睡眠導入剤。でもこういうのは子供の頃からなので、別に薬で幻覚や錯覚を起こしているわけではない。私の生来の脳の働きによる幻覚であり錯覚なのです。そういえば昔、チャットで百物語をやったあとしばらく家に猫の気配がして1週間くらいで消えたことがあったけど、あれも夢です。

正月の3匹の猫、2匹は知ってる猫でしたが、残る1匹は知らない猫でした。でかかった。今後増えるのかもしれない。ていうか猫!あああああ明日歯医者の帰りに猫カフェ行こう・・・。