家庭教師始めました

就業時間が短くなって(そのぶん休みがへるのだが)余裕ができるため、地元新聞に広告を出して家庭教師始めてみた。職場には内緒だ。
実はマージンなしで相場の7割くらいの値段で受けているので価格破壊ギリギリなんだけど、私が自信をもって教えられるのは2教科だけなので、まあ、生徒の前でふじこらないですむ値段とこのあたりの最低時給を考慮した結果です。

で、自分の英語の勉強はいったん仕切り直し。ここ数年文法の教科書は見ないでひたすら読書、DVD鑑賞などなど「習うより慣れろ」でやってたのだけど、慣れのストックがたまったところなので、ここで「習う」にスイッチなのだ。えらそうに言ってるけど、英検の過去問で躓いてるので大学受験用の参考書を頭からやりなおしてるだけ。SVCとかSVOとかSVOOとか、もうぜんぜん忘れてて「おお、そうであったな」の連続。他動詞、自動詞の区別ってふだんはカンでやってるんだけど、で、そのカンはだいたい当たるのだけど、人に教えるとなるとまたね。
文法の教科書は、最初からそれをやりだすと「お前は何を言ってるんだ」になっちゃうのだが、頭の中に本で読んだり映画で聞いた文章がストックしてあれば「そうねー、言われてみればそういうことよねー」になるのだ。

それにしても私は高校時代、英語が嫌いでずっと内職しておったので、実はいまだに仮定法過去と過去完了がよくわかってない。時制に弱いのです。で、その部分だけフォローしようとしてもどうにも飲み込めず、頭からやり直してるのです。実はセンター試験を受けなかったこと、四大に進まなかったことがどうしてもコンプレックスなのですよ。私がだらだら英語を我流でやってるのは、いまだにその受験の亡霊に悩まされてるから。あとアメリカかぶれだから。

私自身、家庭教師の先生には中学3年間お世話になって、それで成績が伸びた半面、授業をきかなくなった。あとでカテキョのせんせに聞けばいいやになっちゃって。あと、何点とっても先生の手柄、だったりさ。私地元の進学校に女子トップで入ったんだけど、親にビシっと言われたもん「あんたの力じゃない」って。あの時グレてやればよかった。私の母は私ほど勉強したことなんか一度もない。わかるんだよね。真剣に勉強すると、真剣にやってなかった人の態度っていうのが、どういうものか。
そして、今までわからなかったことがわかるようになるとどんどん、新しい窓が開くんだよね。ある日ひとつの線になったりして。

授業は今週から。自信喪失してしまったクライアントさんのグラグラになった「学びの軸足」を自分自身の立ってる場所に引き戻せるように、そしてその子が私のようにならないように、自主学習力がついていずれ私がお払い箱になるように、やっていきたいなあと思います。

そして、家計簿をつける余裕が戻ってきました。入社から今まで大変で、日々のストレスをいかにさばくかが生活の中心で、お金の状況をあまりちゃんと把握してなかった。
先月からエクセルに現金での買い物、引落、臨時収入などうちこみ、ようやく一カ月の収支を把握。区民税と猫病院(ニャーロチカさん、本格的に療養食とお薬開始)で、もうぎりっぎり。そして来月はタイヤ交換、オイル交換、英検申し込み、年賀状!来年の1月までは苦しい。年末調整もたいした戻らないはず。

それでも、クリスマス用にシュトーレンが、正月用に鎌倉彫のお重がほしいよ。