お湯浣腸について

獣医にすすめられて赤ちゃん用の10ccのグリセリン浣腸をしていたが、吐き上げるし数時間腹痛が続くようで、体力の消耗を心配していたところ、ネットで、中身をお湯と少量のオリブ油にかえるとよいという情報がかなり出てきて、私としてはあの小さな容器の細いノズルからお湯を入れられるとは到底思えず二の足をふんでいたが、これが思いのほか簡単だった。
ただし油は軽いからお湯と分離し、角度によってはまったく体内へ入っていかない。この部分は少しずつ油をなめさせるか、浣腸ノズルの先にラードをつめて体内で押し出すとよいかもしれない。

お湯浣腸だと20ccでも猫は平然としている。急激な便意は来ないため、数十分たってからやっとトイレに立つようだ。おなかに違和感はあるが吐き上げたりはしないのでのどにもいいと思う。勿論、吐しゃ物による窒息のリスクもへる。

今ニャンギーは自分の足で歩いて尿を出してきた。けっこうな量だ。よかった。出せることがわかったので、マタタビとビエオフェルミンを混ぜた水ゼリー(常温)を15cc与えた。

私はもう猫は飼わない。
今この猫にできるだけのことをしてやっているけれど、20年間ずっと幸せにしてやれたわけではないし、随分連れまわしたし、ストレスではげさせたこともある。いまさらそのリベンジをする気もないし、この20年で、もう充分だ。