どぶろくが仕上がりました

土曜日なので仕事のことはいったん忘れることにします。

どぶろくが仕上がりました。



・2度精米した米3合を1.5合の水と半合の純米酒で炊いたもの(ゆめぴりかを家庭で精米、炊飯はガス)
酒粕(灘仕込)カレースプーン3杯
ドライイースト(カメリア)6g
・麹(北海)200g
・ヨーグルト(明治ブルガリアヨーグルト)カレースプーン山盛1杯
・ミネラルウォーター(水彩の森)1.2リットル

を梅酒用の広口びんで混ぜ、居間のテレビの上(床から120センチくらいの高さ)で3日寝かせてから上白糖レンゲ3杯入れて風除室で半日冷やしたもの。室温は20〜25度。最初の2日は時々炭酸ガスを抜きながら12時間おきにしゃもじでかき混ぜ、あとはびんを持って揺すりました。絞らずにざるで荒濾し。この間の天気はずっと晴時々曇。外気温は記録的な低さ。日中、気になってベタベタ触ってしまうので、攪拌のために開ける時は必ずビンの周囲を洗ってから。

朝、室内の空気が人の活動でまだあまり動いてない時間帯を狙って漉したかったので、はからずも空きっ腹に流し込むことになり、朝からぐるんぐるんです。ショットグラス2杯でへべれけ。飲み時をちょっと逸した感じもしますがなかなか美味い。神棚と仏壇に上げました。

コストは原料だけで大体600円。今回は消毒にウォッカ、仕込みにミネラルウォーターを使用したのですが、面倒がらずに器具は煮沸、今回の残りのもろみや浄水器を通した水道水を煮沸して使えば次回はもっと安くなると思います。酒粕やヨーグルトを多めに使えばイーストなしでもできるかも。

調べてみると、1滴でも作ったら厳密には違法なんですね。でも家庭で飲む分には実際見逃されてるし、ネット上にも自家製どぶろくマニアはいっぱいいて情報交換されてます。
今度は猿酒(果汁とイーストだけで作る、サルでもできる酒)に挑戦しよう。

それにしてもどぶろくという名前はもうちょっとどうにかなんないのでしょうか。だくろう、白馬という名前もあるようですが。知人にメールしたら返信の中で「ドブログ」と書かれてしまった。ドブのブログみたいでイヤだ。とりあえず今回のレシピは「ひっそり(寒仕込)」と命名します。自宅でひっそり作ってます。

写真、右側は波佐見焼き、猪口型の飾皿。左は京焼招猫(右手挙げ)。