勝手に植えたイチゴが咲いている

車停めてる場所のすぐそばにちょっとした土手というか露地があり、ここに花を植えて毎日眺められたらいいなと思ってたのが去年の春。具体的にはイチゴを植えたかった。で、イチゴならいいじゃん!だってイチゴじゃん!という理屈でホムセンで買ってきたイチゴをひとつまたひとつと植えたのが去年の夏から秋。調子に乗ってミントとラベンダーもアパートの周囲に植えたんだけど、ミントは抜かれ、ラベンダーはそこんちの草刈りの時にいっきに機械で刈られてしまった(裏手に見える隣家の完全放置庭にこっそり植えていたのだ)。

イチゴ、なぜか一株ごそっと抜かれ、一株は枯れたが3株が残り、日々愛らしい花をめでることができて満足だ。

「アパートの共用部分に許可なく植えたイチゴが咲いている」とイタリア人に言ったら「許可??とは???」という感じだったので(許可がいるという発想がないらしい)「日本ではふつうアパートに勝手に何かを植えてはいけない。でもイチゴならいいと思った。だってイチゴだし。」と言ったら「Rogue benefactress like Robbin Hood!」義賊がいる!といってウケていた。人生、いろんな呼び名をもらうものだが、義賊と呼ばれたのは初めてだし、今後二度とない気がする。今死んだら私はねずみ小僧のごとき義賊として死ぬのだ。今後もさらに植えよう。