旅と折り合う

10日にわたって、あっちでカンヅメ、こっちで試験、さらにカンヅメという生活を送って、何がつらいって便秘であった。私は旅先では絶対に出ないのだ。
最初の3日間はB町の体験学習講習に三泊四日、寮生活みたいなもので、野菜もどっさり食べたんだけど、出ない。毎日朝から運動してたけど、出ない。
間に一日帰ってきたところで日中3回トイレに行って4日ぶんを出した。トイレから出てきてまたすぐトイレに行きたくなるので、「こんなに出すなら寮生活のどこかで出たらいいだろう」と思うのだが、ダメなんだよねえ。
次いで二泊三日で試験を受けてきて、いやこれもつらかった。出ないし暑いし一日スーツだし…リセッシュの携帯用ミニボトル持って行ったけど全然足りなかった。現地ででっかいの買うんだった。
帰ってきて1日勤務。頭がまわらないので畑の草取りをする。この日出るかなと思ったけど、出ない。
そして近場(車で1時間)の大学で2日間の講義。学食安―い、おいしーい、とここでも野菜をどかどか食べるもなかなか出ず、最終日の試験の最中にゴロゴロきて途中退席。ままならぬもの、それが体である。

で、振り返ってみてどうしたらもうちょっと快適に過ごせたかなというのをまとめてみた。
<暑さ・汗対策>
・スーツのインナーは2枚用意する。
・消臭スプレーはボトルで用意。
・パンストはだるだるのびのびタイプを1サイズ上のやつを買う。
・大判ウエットティッシュで日中上半身をふいておくとあせもが予防できる。
・シャツクールも活用しよう。
・化粧はティント乳液(そういうのがあるんです)をこまめに塗る。パウダーは諦める。
<健康管理>
・サラダバー、ビュッフェのある店、ドラッグストアをチェックしておく。
・カンヅメ施設では「焼き菓子とドリップしたコーヒー」が恋しくなる。早朝抜け出して近所のコンビニでコーヒー飲むといいと思う。
・いいシャンプーとか美容液とか、あると癒される。
・オリーブオイルを少量持っていくと便利。
・きなこ飴とか食物繊維がとれるおやつを携帯してずっと食べてるといいかもしれない。
・飲料として、嫌いじゃなければOS1を携帯する。
・ヨーグルト食べたらよかったのか?

この夏は北海道の端っこと中心地を2往復した形で、「帰らないでどこかで一泊して直行すれば?」と何度となく言われたけど、そうもいかない。何故って私は一次試験で落ちたと思っていたので、スーツもなにも用意が無く、買ったはいいけど直しが必要で、袖を詰めたスーツをとりにやはり一度戻らねばならなかったし、第一年休がない身なので一日でも休みたくなかったのである。もしかしたら、「試験を受けに行くもとでがなくて諦める」「免許更新する経済的余裕がない」資格所有者って今後出てくるかもしれない。

全部それなりに都市部だったから行けばなんとかなると思ってたけど、近年の北海道は繁華街の郊外への移動が顕著で、駅周辺とかつての繁華街が過疎化してることも多いのだ、と改めて思った。しかも試験は土日だから、調剤薬局は全部しまってる。もうひとまわりでかいトランク買っておこうかなあ。