仕事終了

日曜日なのもあってけっこう忙しかった。私は他の持ち場のひとと坂本くんについて語り合わねばならない。せっせと手紙をしたため光速で階段を上り下りして手紙を届けなくてはならないのに!3往復くらいしかできなかったわ。せっかく、修学旅行ではぜひ風呂を覗かねば!という楽しい話題があったのにっ。

坂本くんの薄い本が読みたい。坂本くんが画面にいさえすればいい。

それはさておき、20年以上前に私と会ったことがあるという人から丁寧な手紙をもらった。母の店で働いていたころの私を覚えていて、ぜひメールをくださいと言う・・・。文面からして、母が面倒を見ていた大学生(近所に大学があって、そこの学生を親身になって世話するのが好きであったのだ)のひとりかと思う。私が家を出てからも母と懇意にしてくれていたのは嬉しいし、海外から好意的な手紙が(しかも彼のご実家経由で。けっこうな手間だろうに)来るのもやはり嬉しい。でも、私と母は金でもめた仲であり、今この年になって生徒指導用資料の虐待の定義なんか読んでるとあれもこれもあてはまって、気分が悪くなりブっ倒れるような有様であって、母を面倒見のいい地方のおばちゃんとみなしている方にどう返していいものか。彼にとってはいい思い出であろうし、母が私から吸い上げた資産をすべて父と弟の名義にして私には一銭も残さなかったなんて思いもしないであろう。
ただ単に母の知人と思えばよいのかもしれないが、しかしその美しい思い出に私はものすごい拒絶を感じてしまう。私はハダカカメガイのえさになるミジンウキマイマイのごとき微小な存在であって、まるで人間扱いされていなかったのである。枚数を覚えてもらえないパンみたいなものだ。売春はさせられなかったけど、遣り手ババアみたいな根回しはずいぶんされた。私が若いうちに、私のヌード写真を残すといってきかない時期もあった。断固として拒否したが、若いころの自分の裸体が記録されていないことの代替だったのであろう。100年たったらみんな死ぬっちゅうの。この感覚は夫をATMと呼ばわる妻と似ている。

もっとも、母のような人格の人にも家庭のぬくもりは必要だったのである。家庭のそとに成員同士の相互の関わりが薄い、疑似的な家庭を持つことで、もともとの家庭がさらなる被害を免れえたということは言えると思う。喫茶店のきさくなママさんがよき母であるとは限らない。

海外からラブレター(ではないけど)。
その1週間後に元夫からプロポーズ。
って、起こったことだけ書くと「○○でケンサク」か!という感じだけど、もう、私の人生にこれ以上の起伏はいらない。でもちょっとは嬉しいので書いちゃいました。テヘ。

と正直な41歳中年女の心情を吐露したところで、レッツプレイ!坂本ですが?!!!!そんなゲームはねえ!あったら買うけど!!

ていうかほんとに、マンガみたいな出来ごとは、バックトゥザフューチャー1,2,3借りてきたら3枚中2枚がブルーレイで、しかもその日に全作テレビ放送してたってくらいでいいんだってば。