あわただしくなってきたぞ

来年の3月で一度職場の契約が切れるのだけど、私の更新はないらしい。もっとも、3月で辞めるのが確定してる人がいるので、今最低限の人数になってるスタッフをさらに切るのか?という疑問もあるのだが、それならそれで、今から準備しておかなくては。結局、いまだ職安と縁が切れない。ていうかもう英検準一級とってから、とか言わずにもう英語塾講師の道をさぐったほうがいいかもしれん。とりあえず、今年の収入は区民税と車にあてる費用を捻出できたのでいいことにする。塾を開くのはまだ先としても、家庭教師の広告は急ごうか。

ギリギリまでスタッフを減らしたところに新人を入れるので、教育が進まないのは当たり前なのである。しかし、職場としては「ここの空気になじむ人が来るまで何人でも数か月単位で切り続ける」方向で、現に今までそうしてきたようだ。私としてはちょっと困るな、と思う反面、じゃあ切るなら切れば?とも思う。先月、職安に募集出しても応募が一切なかったそうだが、それでも今度こそ、いい人が来るかもしれないしね。

私はある観光施設で、展示室の内容についての案内をしているのだけれども、原稿は一切ない。すべて、口頭で10年も昔から語り継がれてきたものを丸暗記するのであるが、その内容が学術的にも日本語の面でもいろいろとおかしいのである。また、ジェンダーの観点からも著しく問題がある。「ヒラヒラしたかわいい女子にはお気を付けください」って、どうですかこれ?しかし、そこを訂正してはならないし、自分で学んだことを反映させてもいけない。とにかく、時が止まったように、昔の通説を先輩に恥をかかせないように繰り返さないといけないのである。そして表面上、うわっつらのなかよしこよしを演じ続けないといけないのだ。ちゃんと仕事をすることはここでは求められていない。無遅刻無欠勤も、姿勢がいいことも、東京の標準語も体調管理も薄化粧もここでは意味がない。むしろ適度に体調を崩し、他の人と同じように適当に会社を休み、つけまつげをつけてそしてお互いのファッションセンスを褒めるというスキルが必要なのだ。飲み会ではお料理を褒め、膝にはブランド品のハンカチをしき、血液型占いの話題に興じなくてはならない。

できるかっ。

なんかもう、それって「女のプロ」だと思う。私は今ここに来て、女性が「スイーツw」と呼ばれる理由が理解できたよ。
生きていくために捨てられないものと、平気で捨てられるものがある。私は化粧品なんか百均だし、服はヤフオク。だってお肌のトラブルないもん。高いものいらない。でも、間違った知識を間違ってるって思いながら人に話すことは出来ない。

そうはいっても、年金暮らしの父には頼れない。そもそも父の老後のために帰ってきたのだから。そしてここから私は自分の資産を作らねばならない。だが、いつ切られるかわからないパートの仕事で時間をムダにもできない。

幸いまだ5カ月あるので、適当にババアに媚を売りつつ、つぎにいく準備もはじめようと思う。とりま、親知らず抜いて、オイル交換して、免許書き変えて、ECCの説明会予約して、猫病院連れてって、ああ、いつまでもいつまでも落ち着かない。