健康診断

北海道に帰る帰ると言いながら、ちんたらしてたら北海道は冬になってしまった。北海道の求人案件はこれから増える時期なのだけど、今帰ると私は否応なく豪雪地帯を車で通勤することになる。13年運転してないのにできるのか?いやだなー無理だよなーと思うと職安詣での足も重くなり、どんどん本格的に冬になってゆく・・・しかも私は来春40になるので、求人条件的にも結構どんづまり。

なんだかアメリカ開拓当時のアパラチア山脈で立ち往生して人肉食べて生き延びた移民団みたいなことになってきた。馬じゃなく牛使ったから山越え中に冬になっちゃって山に閉じ込められたんだよね。教訓に満ちた話である。私は丑年だ。
そんなことをしているうちに、今年もまた会社の健康診断の季節に。もう今年はこの病院に来ることはあるまいと思っていたのになあ。しかし、ここに来るからには私には野望があった。うちの会社が健康診断委託してる病院の医者が、なんかやたらとメタボに厳しくて、毎年毎年「もうちょっと痩せたほうが・・・」と言われてきたのだ。今年こそは「痩せましたね」と言わせるぞ!今年の私は地獄のダイエットで13キロ減らしたのだから!言わせましたよ「体重減ってますね」と!ザマーミロ!!

実際、病院の体重計で測ったら13キロじゃなくて10キロだったんだけどね。うちの体重計、ドンキで700円だったので、3キロ超えないものは計量したりしなかったりするから。まあ、それはさておき戦勝気分で病院の向かいのお高そうな和菓子屋でういろう買って帰った。中にあんこが入ってて私の食べたい味ではなかった。すあまにするんだった。

やっぱり東京はいろんなイベントがあって、いろんな人がいて、うまいパン屋が多くて(うまいくいもんはそりゃどこにだってあるけど、うまいパン屋ってやっぱ圧倒的に都会に集まると思う)、エキサイティングないい街だ。一度は北海道に帰るけど、やっぱ東京で死にたい。私はそんなに舞台も映画も美術展にもいかないけど、いつでもアクセスできるのがいいよな。

とりあえず、再来週ニャンギーを北海道へ帰します。もう年齢的に飛行機にのせられるギリギリだから。現時点でもちょっと心配だけど。そしてその前に、アルドリッチの「カリフォルニア・ドールズ」を観に行くのだ。