13キロ減達成

ここ3日ギリギリまで減食し、最後の追い込みに成功。ふー。長い道のりだった。

ところで中学体育でダンスが必修化と聞いてのけぞっております。ダンスは以前にも指導内容に含まれていましたが、その後時代の変遷とともに「リズム運動」的なものに変わったんですよね。頑固に「ダンス」をさせている先生もいたけど、私が勤めていた学校の先生は、好きな曲でウォームアッププログラムを作る、ということをやらせていた。体のどことどこの運動を必ず含むという条件だけ与えて。これすごくセンスがいいと思う。結果としてかなりダンス的なものになっていた。
高校時代にたいして仲良くもない人と勝手にグループにされて期限を与えられて「踊れ」って言われた時は拷問だと思った。

今回必修になるのはフォークダンス、現代的リズムのダンス、創作ダンスということだが、勘弁してくれと言いたくなる。
舞踊はどうしても、自己陶酔を伴うものだ。あるいは演劇性が入り込む。そこにはどうしても気恥ずかしさがある。そこを飛び越えるには、やはりすでに確立されたダンスメソッドの指導が必要だと思う。これはこういうものだから、という納得がないと、難しい。
体育教諭は大体何かのスポーツをやってきた人たちだが、ダンスという人はあまりいない。舞踊に興味がある人もあまりいるとは思えない。これは現場の教師も地獄だろう。大学出たての若い男性教諭が女子中学生にダンスを指導するなんていうこともありうる。地獄だ。どっちにとっても地獄だ。必修となったからには、体育大学の教員養成コースのカリキュラムにも「ダンス指導」が加わるわけだ。うへえ。
よさこいソーランが一時期北海道の学校で、爆発的に広まったことがあるのだけど、あれは体育と地域交流と運動会や学園祭の出し物の準備を一度にできて、かつ生徒が嫌がらないのでとてもやりやすかった。
まあ、現実には、出来はどうあれ、決められた時間をダンスの指導にさいたという記録さえあればいいわけで、大体の学校でなあなあになるんだと思うんですよね。で、感想文とか書かされて、そっちのほうで点数つけられちゃうの。

それともけっこう生徒たちはノリノリで踊るのかしら。