紆余曲折3

ところが今回ばかりは、探しても探してもいなかったと。やっと見つけても「〇〇市でもう決まってます」とかそんなんばっかりで、どうにもいないまま1か月が経とうとしていると。そんなこんなで

「来週から行ってください」

おい!!!!

あまりにもあんまりなんでさらに翌週からにしてもらい、担当していた子供には泣かれ、親には「うちの子はまだしも落ち着いているけれど、状況によってはもっと影響が深刻でしたよね?」と言われ(その通りだ)、そして来たら来たで、今までの遅れを取り戻すためにめっちゃ時数入ってるので死ぬほど忙しい。

でもこれもおかしな話で、私はたまたま実務経験あったし、オールイングリッシュの訓練も受けててかつALTとはもともとかなり親しい知人どうしだったから乗り切れたけど、通常、こういう立場の教諭っていうのは新人なんですよ。そもそも忙しすぎて教材研究の時間がないから、時間組まれても授業が進まないの。準備不足で臨むもんだから段取り悪いし子供は不機嫌になるしさ。

教師は教室でくっちゃべって終り、って思ってる人いるけど、違うからね。その単元が何を目的として設定されているかを咀嚼しないとできない。1時間の授業に1時間の準備が必要なの。特に今時の英語科は講義型ではなく、観客参加型のシアターなんですよ。毎回脚本書いて上演して積み残しを次につなげて、そこに週1回外国からゲストが来る(ALT)。ゲストはネイティブだけれども、教授法のプロではない。

あとテスト。もうほんと大変なんですよこれ。続