読む読ませる

学級の置く本は写真がいっぱい載ったムックと漫画と決めてるんだけど、よさげなものを見つけても読むと意外に思想的な文章があったり科学的に怪しかったり、ナチュラルに性的マイノリティを笑うコマとかアダルトなコマがあって、そのまま蔵書になることが最近多くて、本が減らないのよ本が。

発達障害の子どもの精神年齢の目安として実年齢×8がけってざっくり言われるのね。中学生ならこのくらいいいでしょう、じゃなくて小学4年生に読ませても大丈夫かって考えないといけない。佐々木倫子はどうかなと思ったけど、こないだペパミントスパイを読み返してたら王子がポルノ女優と不倫してスキャンダルになる場面があって、悔しくも見送り。ポルノよりも、裸の仕事をしている女は見下されて当たり前という前提で描かれているものは見せたくないなと思ったのだ。動物のお医者さんも、古いだけに動物の飼い方が今とはちょっとずれてて悩んでいる(せっかく布教用と閲覧用があるのに)。はっきりと「昔の話」とわかるものがいいのかもしれない。坂田靖子の時代ものとか。聖悠紀超人ロックは絵がエロすぎてこれも見送り。竹内友ボールルームへようこそ、これも時々女子がエロ目線にさらされてるんだよね…好きなんだけど。よつばと!とかにしとけばいいのかもしれないけど、ロートルなオタクとしてはもうちょっとニッチなもの置きたいじゃん。ハロルド作石・七人のシェイクスピア…論外。やさぐれパンダ、テレビが亀甲縛りされていてアウト。それにしても、昔の花とゆめって色んな意味ですごかったな。私は物心つく前からツーリングエクスプレスとか読んできたけど、子どもが自分でアクセスするのと大人が与えるのは違うもんね。図書館にあるようなのはそれこそ図書館が購入するから、こちらでそろえなくてもいいのだ。境目にあるようなのを置きたいのだ。私のAmazon行脚は続く。