捨て子のスーさん

正式に譲渡証明書を作成し、譲渡料金も払ってうちの猫になりました。
ワクチン証明書をしげしげと眺めていた父が
「メじゃないのか!(゚Д゚)」
んだ。だが登録したらしょうがない。それがこの猫の運命である。

この猫、いつも私がその前を通って通勤している小さなタバコ屋さんの前に、ある朝ハコに入れられ、捨てられていたのだそうだ。いくばくかの餌といっしょに。そしてその店のご主人に拾われ、かねてから知り合いだった猫カフェに連絡がいき、逃げることもなく大人しく連れられて開店以来ずっと誰にもらわれるでもなくちんまりと生きてきた。捨て子のスーさんなのだった。