デート商法にはひっかかってません

自分の日記読み返してて、http://d.hatena.ne.jp/Headache/20141013/1413181191がなんかずば抜けて筆が走ってるなと思って、胃袋の上あたりがなんだか痒い。

やっぱり、私はあの頃見てたアニメやはまってた番組、漫画について、あの頃の状況と一緒に一度ちゃんと整理整頓しなきゃいけないと思う。
仮面ライダーBLACKはまだ症状が軽い方で、鎧伝サムライトルーパーにいたってはもう思いだすことも難しい。忘れたからじゃなく、脳の中の「思い出しちゃだめ錠」ががっちりかかってるから。
でも最近、滝沢馬琴里見八犬伝の批評を読む機会があって、これはトルーパーの元ネタなんだけど、なんかこう、すごく通じるものがあって、誰もその文脈でこの「かつて異常な熱狂を生み出したアニメ」をきっと分析してないけど、しなきゃいけないんじゃないかと思った。そしてそれは私なんじゃないのか。ちゃんと馬琴を読んで、その生涯と思想を俯瞰した上で。

私たちが何故、あの子たちに熱狂してたか、あのひとたちには絶対にわからない。痴漢が痴漢被害者の気持ちをわからないようにわからない。そのわからなさはきっと同じ。あんたたちは痴漢なんだよ。そして日々あんたたちから搾取されてた私たちが夢見るものが、ある日ふと見たらブラウン管の中にあったんだよ、ってことなの。
あの熱狂は聖闘士星矢に対する熱狂や、天空戦記シュラトに対する熱狂と共通してはいるけど、同じじゃない。あの時代、さんざんバカにされた私たち(私)を、手遅れにならないうちに、なんとかしないといけないのかなと。
そのためにまずはあれを一話から




無理。




いやだって数年前にもトライしたけど、すげえつまんないんだもん。なんであんなに夢中だったかわかんない。子どもが粋がったセリフ吐いて「なにゆってんだーがきんちょがあー!」って感じで4話で挫折したんだよ。かつて昔ね。
でもね、昔のファンで今も週1で見返す人とかもたくさんいるしね…やっぱ個人的なトラウマとつながってる気がするんだよな。