今回の英検も見送り

今年こそ英検準一級を、と思っていたけど、その頃には本当に猫が危篤かもしれず、試験中に死ぬかも知れず、申し込むのはやめた。

久しぶりにカナダ人のSさんに会う。ニャンギーの介護のためにここ3,4週間英会話サークルを休んでいたら、やっぱり言いたいことがすぐ出ない病にかかっていた私。Sさんにハンドブレンダ―を貸すことになり、うちに来てもらったのだけど、彼女がうちのベランダから見える庭がきれいだと言ったときに「父が毎日きれいにしてるの」が言えない。tidy upが浮かんだのだけど、あれ?動詞として使っていいんだっけ?形容詞だよね?的な?
後で調べたら動詞・形容詞両方だった。
My father tidies up the yard everyday.考えたらcleanでもよかったのに、こういうところなんだよな。刃はすぐ鈍る。

Sさん、ニャンギーに初めて会う。
「余命一ヶ月っていうから、もっと弱っていると思ってた」

「そうなの。今では腎臓のほんの10パーセントが機能しているだけで、もう食べられないし、水も飲めない。でも外に出て見回りをしたがるの。」
「現役(still)のワッチキャットね」
「そう、ワッチキャット。20年のベテラン。」
そんな話をして彼女を送り出して、またニャンギーに給餌。

腕が痛い。痛みというのは本当に邪魔で、家事はできても勉強ができない。仕事には行くけれど、それ以上のことができない。痛みが出るのは大体夜。すべてが終わって、さあ寝る前にちょっと何かしたいな、って時にズガンと来る。仕事中に来るのも困るけど、私はいつ人生を楽しんだらいいの?

安楽死について病院と相談してみたけれど「腎不全は枯れて行くように死ぬから、苦痛はないと思う。安楽死をさせると飼主さんが何年もひきずる。痙攣や発作があるなら別だけれど、腎不全なら安楽死させない方がいい」とのこと。
私は現代医療の粋をこらして充分長生きした猫をさらに生かすことに文明人として恥を感じて安楽死を考えているので、そういう後悔はしない気もするんだけど。まあ、医者の言うことは聞いた方がいいんでしょう。多分私、今正常な判断できないし。