恍惚の人

ある作家のある著作(ある新聞社の出版)が好きで好きで好きで好きで10何回は読み返してるのに、ふと気づいたら書名と著者名と出版社名が出てこない。本は人に貸していて、覚えているのは

・新書
・出版はメジャーな新聞社
・ふつうの新書よりでかくて厚い
ノアの箱舟発見の話がすごく印象的

・・・。
ここまでわからないと検索しようもなく、しばらく一人で考えて、著者名が、クロッツかクロップかクロットかで、出版は朝日か毎日だった、というところまで行きあたり、検索しようとgoogleを開いたら見覚えのあるタッチの絵が。ここでまた、作者名が出てこない。

エストウッド。
違う。
・・・でも字面から受ける印象はあってる。
いやあってない。
でもどこかあってる。
・・・。
ッはあってる。
でもウッドは違う・・・ウエストは全然違う。
・・・。
ストックウェル。
トッドウェル。
パーヴェル。

・・・ロックウェル。
ジャーマン・ロックウェル。
なんだそりゃ。
ノーマン・ロックウェルだよ。
今日は何かゆかりのある日ですか。


その後検索して、↑の本が「幻の大発見」アービング・M・クロッツ(朝日選書)であるところまでたどりつきました。もうあかん、俺の脳細胞。この本はとても面白い。ものすごく面白い。本当に面白い。でも面白いということしか覚えていない。