君が代の季節がやってきた

15年ぶりに職場に戻ったら、この時期になって君が代でもめるっていうのをいまだにやっているので、なんだかなあと思っている。
私は歌わない時代→歌うかどうか子どもに決めさせる時代→歌う時代、という変遷を生徒として生きてきて、この問題についてだけは、心底学校に不信感をもっている。学校は何よりもまず、歌うか歌わないかでもめている現状を開示すべきだ。

しかし国民は国歌としてどんなダサい歌であっても引き受けるべきだと思う。選挙に行くようにこの歌も歌うべきだ。君が代から逃げたって日本人であることからは逃げられない。誰も逃げられない。率先して歌ったからって何一つ得られるものでもないし、だからってえらくもない。君が代が国歌かどうか、という問題なら、もう国歌でいい。別に国歌をほしいとも思わないし、だが心から喜んで歌えと言われたらそれだけはごめんだ。そのうち自民党初音ミク君が代を歌わせるんじゃないか。もうやってるのか。