それは・・・芸?

弟が帰省したときにおいていった「だぶるじぇい」を読んでる。
・・・超能力職人?

それはそうと、いためた右ひじをかばって、布巾を絞る時に左手におもに力を入れるとかしてたんですけど、もうそれはやらなくなった。そういうことをしてるうちに今度は左手に症状が出てきたのだ。

痛いんだよ。

もう肘だ腰だという話ではない。胴体から出てるところが全部痛いよ。肩も腰も痛いよ。頭は勿論痛いよ。歳をとるってこういうことなんだ。と某所で言ったら「昔の人は強かったよね。戦争を経験してもまだ元気だったりするし」という話になって、戦死者とか乳幼児死亡率とか感染症のすごい流行とか傷痍軍人とかうちのじいさんはシベリア抑留のあと40代前半で死んだよとか人口推移グラフ見たら第二次世界大戦のところでぺこっとへこんでるよねとか色々頭に浮かんだけど、何一つ言い返すエネルギーがなく「あーそーっすね」と流した。

流しながら同じ感覚をどこかで味わったな―と思ったら、心療内科のカウンセリングだった。けっこうな金額を払って始めたカウンセリングだけど、カウンセリングを通して出来上がったストーリー(私とカウンセラーの合意するところの物語、というか)がどうにも私には腑に落ちないもので、「これはいったい誰の話なんだろう」「でも訂正するエネルギーがない」「ああ、また予約してしまった」という感じになって、結局その医院自体行かなくなった。気まずくはないけど今後気まずくなりそうで、その予感がイヤで行くのをやめたのだ。

北海道は雨です。